別府大分毎日マラソン
大阪に続き、別大も要項が発表になりましたね。
10日ほど前ですが・・。
第60回記念大会ということで、今年度、大きく変わるのは、
女性も参加OK
カテゴリーを3つに分けて、1)2時間半以内、2)3時間以内、3)3時間半以内の陸連登録者と未登録者、
の2点のようです。
今年度だけの措置なのか、それとも、今後続くのかはわかりませんが・・。
今年度のレースも、今後も、注目ではあります。
確かに、参加の枠を広げることは、良いことだとは思います。
来年度からは、名古屋国際女子マラソンも、マラソンフェスティバルとして大きく衣替えをするようですし、大都市での市民マラソンもどんどん増えていきますし、マラソンレースが変わる時期なのでしょう。
でも、個人的には、広げるだけで良いのかな?と感じます。
広げた上で、また段階も付けてほしい、ちょうど良い(?)段階はあった方が良いのではないかなと思います。
そのまた昔、
それまでは、3時間15分が参加資格記録だった東京国際女子マラソンが、
国際の部〜3時間00分以内
市民の部〜3時間30分以内
と変わったとき、動揺はありました。
3時間一桁のランナーにとっては、『なぜ、今年から『国際』に出られないの?』という怒りに似た声もあれば、
じゃあ、頑張って3時間、あるいはハーフで1時間25分を切ろう!と頑張ったランナーもいました。
更には、3時間20分でも、同じ『東京』を走れるという喜びを味わった方もいますし、3時間半を目指して頑張りに勢いがかかった方もいます。
『頑張って、参加資格記録を取れば、東京を走れる』というモチベーションアップ、
『東京を走る』という誇り、
また、その資格を維持して出場を続けようというモチベーションの維持、
などなど、それぞれが置かれた立場によって、いろいろな想いを抱きながら、頑張っていたと思います。
むやみやたらと段階を作る必要はないだろうけれども、でも、『頑張ったら手に届く』というような、目標になるような、適度な段階というか、『(良い意味での)限られた人が手にできる権利』はあってもいいのではないかな、と思います。
そういう意味でも、東京国際女子マラソンがなくなってしまったことはとても寂しいです。
別大でなく、女子マラソンの話になってしまったけど、ま、いいか・・・。